NHK放送を受信できるテレビなどの受信機があればNHK受信契約をしなければなりません。
衛星契約の必要があるのに地上契約のみになっていませんか？
しぶしぶ地上契約しているのにその上衛星契約なんてしたくない・・・。
衛星契約してないことがバレるのか気になりますね。
今回はNHK受信料のをBSがみれるのに地上契約のみだとバレるのか、また衛星契約はみんなしているのかお伝えします！
- NHK受信契約が地上契約だとバレるのか？
- 衛星契約をしなくても大丈夫なのか？
- 衛星料金はみんな払ってる？
- 衛星契約が必要な条件
NHK地上契約のみだけど衛星契約していないのはバレる？
NHKがBSが見れている、衛星契約が必要と判断するのは以下の2つの場合になります。
- 家の屋根にパラボナアンテナがある
- BSメッセージの消去依頼をNHKにした
NHKはBSが見れているだけでは衛星契約が必要な世帯だとはバレることはなく、以上の2点の条件がバレる要素になります。
詳しく見ていきたいと思います。
家の屋根にパラボナアンテナがある
家の屋根にBSを見ることが出来るパラボナアンテナが立っていればNHK訪問員は「BSが見れる」ということが予測出来ます。
パラボナアンテナがあればほとんどの家がBS視聴可能な環境になるので「NHK受信料の衛星契約をしてください」とNHK訪問員が来るといった流れになります。
NHK訪問員が単純に目視で確認する方法ですが、それはもちろん外観から判断するだけで家の中に入ってBSが見れる環境か確認することは出来ません。
もし家の中に入って確認をしたら住居侵入罪の犯罪に当たる行為です。
ここで注意したいのがアンテナがあるからと言って衛星契約をしてはいけないということです。
前述したようにBSが見れる環境で、かつ見れる状態でなければ衛星契約は必要ないのです。
- テレビがBS非対応
- チューナーレステレビ
- テレビの故障などでBSが見れない
こういった状況ならBSを見れる状態ではありません。
私自身の家もマンションでアンテナがあるためNHK訪問員が衛星契約してくださいと来ました。
ただBS対応のテレビではなかったため「BSは見れません」と伝え地上契約をしています。
BSが見れる状態であることを確認してから契約をするようにしましょう。
BSメッセージの消去依頼をNHKにした
テレビを買ってから30日くらい経つとBSの画面に「受信機設置のご連絡のお願い」のメッセージ表示されます。
青いボタンを押してくださいと表示されボタンを押してしまったと気にしている方もいるかもしれん。
このメッセージを消すためにはNHKに電話かネットでB-CASカード番号を伝えなければなりません。
その消去依頼をすることでNHKは依頼した世帯がBS放送がみれる受信機を設置したということを把握できるということになります。
NHK衛星契約のBSの受信料はみんな払ってる？
NHK受信料の支払率はNHKが出していますが、衛星契約の支払率は出していません。
調査したところ衛星契約をするべき世帯が、地上契約のみをしている世帯は大変多いようです。
公的な数字と実際のアンケート調査の結果をお伝えします。
衛星契約をするべき世帯の2８％が地上契約をしている
総務省が出している数字で確認したところ衛星契約をするべき世帯の2８％が地上契約をしていることがわかりました。
- 衛星契約 2273世帯 全体の50％
- BSが見れる環境の世帯 3180万世帯 全体の70％
- BSが見れる世帯－衛星契約をしていない世帯 907万世帯
NHK受信料を衛星契約している世帯は総務省の放送サービス利用状況によれば2020年度で約2,273万件です。
NHK受信契約数は約4,477万件なので衛星契約の割合は50％ということになります。
衛星契約であるべき世帯衛星放送が受信できる環境の世帯です。
衛星放送の市場調査および受信環境についてによると3180万世帯がパラボラアンテナがありBSが見れる環境の世帯とあります。
（地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査ではBS（デジタル）放送を約60％が視聴できると答えています。）
この数字から見ると3180万世帯がBSが見れるのに2273万世帯しか衛星契約をしていないということになります。
このようなことから衛星契約をすべき世帯が地上契約をしている世帯数がわかります。
衛星契約をしていない世帯は907万世帯
BS放送が見ることが出来る世帯の28％が衛星契約をしていないようです。
ただこの数字はパラボラアンテナがある世帯で計算していますが、BSはパラボラアンテナがなくても見れるので実際はもっと多い可能性が高いです。
アンケート調査の結果は？
NHK受信契約に関するアンケート調査を行いました。
| 調査対象 | インターネットユーザー |
| 調査方法 | クラウドワークス |
| 調査人数 | 1000人 |
| 調査実施期間 | 2023年9月1日～2023年9月5日 |
アンケート調査をした結果、以下のことがわかりました。
衛星契約をするべき世帯の56％が地上契約をしている
- 見れる 515人
- 見れない 485人
衛星契約をしなければならないのは全体の56％でした。
衛星契約をしなければいけない515人のうち、衛星契約をしているのは226人でした。
- 衛星契約 226人
- 地上契約 226人
このことからは半数以上が衛星契約ではなく地上契約をしていることが分かりました。
NHK受信料の衛星契約が必要な条件
衛生放送（BSデジタル放送）が受信できる環境であれば地上契約ではなく衛星契約をしなければりません。
日本放送協会放送受信規約の第1条の２に定められています。
受信機（家庭用受信機、携帯用受信機、自動車用受信機、共同受信用受信機等で、ＮＨＫのテレビジョン放送を受信することのできる受信設備をいう。以下同じ。）のうち、地上系によるテレビジョン放送のみを受信できるテレビジョン受信機を設置（使用できる状態におくことをいう。以下同じ。）した者は地上契約、衛星系によるテレビジョン放送を受信できるテレビジョン受信機を設置した者は衛星契約を締結しなければならない。
日本放送協会放送受信規約
では具体的に衛生放送が見れる環境とはどういったことになるのでしょうか。
- アンテナや回線が設置されており、衛星放送を受信できる
- NHK放送を受信できるテレビなどの受信機を設置している
これをさらに具体的に見ていきます。
戸建ての場合
戸建ての場合、BS放送を受信できる環境とは、
- パラボラアンテナ
- ケーブルテレビ
- 光回線
などがある状況です。
これらがあれば衛星放送を受信することが出来ます。
マンションの場合
マンションの場合は個別の部屋で受信環境が整っていなくても、マンション全体の環境が整っていると衛星放送が視聴可能な環境になります。
戸建てと同様に
- パラボラアンテナ
- ケーブルテレビ
- 光回線
などがあればBS放送が受信できる環境になります。
かなり古い物件でなければBSそ視聴できる受信環境が整っていることが多いと思います。
個人の視聴環境ではなく建物全体の視聴環境で衛星契約になる場合があるので注意が必要ですね。
こんな場合は地上契約
以下のような場合だと衛星契約でははく地上契約になります。
- アンテナが壊れていてBSが視聴できない
- テレビがチューナーレステレビやBS非対応
- 居住地域がケーブルテレビや光回線のサービスの対象外地域
このような状況だとBSを見れる状態ではありません。
分かりずらいですが放送受信規約にもあるようにBSが見れる受信機が「使用できる状態」でなければ衛星契約にはならないのです。
ですのでBSが見れない状態なのにただ単にアンテナがある、ケーブルを引いているということだけで衛星契約にはしないようにしましょう。
衛星契約のハガキは無視しても大丈夫？
えっ！と思うタイミングでNHKから衛星契約のお願いのハガキが来ることがあります。
無視してもだいじょうぶなのかすごく気になりますよね。
自宅のテレビの視聴環境をしっかり確認してから対応しましょう。
NHK地上契約のみだけどバレる？まとめ
NHK地上契約のみだけどバレるのかについてお伝えしました。
BSを見ているだけであればNHKにBSが必要な世帯だとバレることはありません。
バレるのは以下の場合です。
- 家の屋根にパラボナアンテナがある
- BSメッセージの消去依頼をNHKにした
このような条件でBS契約が必要な条件の世帯であることがNHKにバレることになります。
しかしアンテナに関してはNHK訪問員などが外観で判断するだけなのでアンテナがある場合でも地上契約のみで良い場合もあります。
以下のような場合はBS契約をする必要はありません。
- テレビがBS非対応
- チューナーレステレビ
- テレビの故障などでBSが見れない
BSが見れる状態でなければ地上契約でなんの問題もありません。
またNHKなどからBS料金を支払っている人の割合は出ていませんが総務省が出している数字やアンケート調査をもとに計算すると以下のことがわかりました。
- 衛星契約をするべき28％～56％は地上契約をしている
いろいろと細かい条件などの考えると違ってくることはあるかと思いますが衛星契約をしてBS料金を支払っていない割合は全体の28％ほどのようです。
BSが見ることが出来るのに地上契約でもNHKにばれる可能性は少ないですが、正しく契約しないと割増金の対象にもなっています。
後々のリスクを考えると正しく契約することをおすすめします。