柿澤勇人さんは今まで数多くのミュージカルに出演していますが劇団四季出身でもあります。
なぜ退団してしまったのか気になりますよね。
そこで今回は柿澤勇人さんが劇団四季を退団した理由と劇団四季で退団するまでにどのような活躍をされていたのか調査したいと思います。
- 柿澤勇人の劇団四季の退団理由
- 柿澤勇人の劇団四季にいつ入団したか
- 柿澤勇人は劇団四季をいつ退団したか
- 柿澤勇人の劇団四季の出演作品
柿澤勇人が劇団四季を退団した理由は?
柿澤勇人さんが劇団四季を退団したのは「芝居そのものを勉強し直してみたいと感じるようになった」からです。
ミュージカル『春のめざめ』に主演で抜擢されたことがきっかけでした。
『春のめざめ』はトニー賞を何部門も獲得した作品で、これが日本での初演の作品でした。
ブロードウェイのカンパニースタッフが演出し、とにかく感情を出すということが求められたそうです。
それが劇団四季の役者としてのアプローチと違い、とても面白く感じ「こんなアプローチもあるんだ」と感じたそうです。
そこで役者というものを考えるようになり勉強しなおしたいと考え劇団四季を退団ました。
柿澤勇人が劇団四季に入団したのは大学の時!
柿澤勇人さんが劇団四季に入団したのは大学在学中で19歳の時です。
入学した大学は東京都立大学(現在は首都大学東京)です。
演劇に反対する家族の許しを得るために大学に入学したのですが、なんと入学すると同時に演劇を学ぶべく休学をしています。
そして池袋の舞台芸塾学院という養成所に入りミュージカルを学び始めました。
養成所のレッスン代はアルバイト代で支払いをしていました。
ですがアルバイト代だけでは足りず「オーディションに受からなかったら諦めます」と頼み込んで両親に不足分を借りていました。
レッスン内容は基礎の基礎で発声をして、自主練は歌の練習ばかりしていたそうです。
「喉から血が出るまで歌って・・」というところから相当な努力家ということがうかがえます。
そしてその努力が実り2年後の19歳の時に倍率100倍以上である劇団四季の研究所に入所しています。
柿澤勇人が劇団四季を退団したのはいつ?
柿澤勇人さんは劇団四季を退団したのは21歳の時です。
- 劇団四季研究所に入所 19歳
- 劇団四季 劇団メンバーへ 20歳
- 劇団四季退団 21歳
研究所に入所してから2年で退団しています。
入る倍率が100倍以上と言われるほど入るのが難しい劇団四季を2年ですっぱりやめてしまうなんて潔すぎますね!
ちなみに退団して大学に復学し、芸能活動を行いながら7年かけて大学を卒業しています。
柿澤勇人の劇団四季の出演作品
柿澤勇人さんが劇団四季時代、どんな作品や役を演じていたのかも気になるところです。
では一つ一つ見ていきます!
『ジーザス・クライスト=スーパースター』
『ジーザス・クライスト=スーパースター』は柿澤勇人さんが劇団四季に所属してからの舞台デビュー作です。
この頃は柿澤勇人さんは劇団四季の研究生です。
(研究生は基本的に1年間毎朝レッスンをして、いくつかの試験委合格し1年後の卒業試験に合格した人だけが劇団四季の団員になれます。)
『ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン』には人力車が出てきます。
その人力車の操作スタッフを研究生がやることになり柿澤勇人さんが担当したそうです。
なので柿澤勇人さんの初舞台はスタッフでの出演ということになります。
そしてその後、ジャポネスク・バージョンというもう一つの演出版を上演する際にオーディションをして選ばれ初舞台となります。
この時はまだ歌も踊りも舞台のすべてを習得しておらず、基礎からすべて教えてもらった舞台だったと語っています。
舞台の上手(かみて)・下手(しもて)もよく分かっていなかったし、楽屋に入ってからの過ごし方から化粧前の作り方まで、そういう基礎から全部、先輩や浅利先生に教えてもらったのが、この『ジーザス……』でした。
『ライオンキング』のシンバ役!
ライオンキングは柿澤勇人さんが劇団四季の入団を志すけっかけとなったミュージカルです。
養成所に入所した翌年にライオンキングのシンバ役を射止めています。
その当時劇団四季の演出家の浅利先生はやれると思ったらすぐ抜擢する方だったそうです。
ある日、浅利先生に声をかけられ実演したところ「明日出ろ!」といわれ本当に翌日シンバ役で出演したそうです。
しかし十分な演技が出来ずその日限りで降板のなったそうです。
劇団四季ではこのような一日で降板ということはよくあるそうです。
『春のめざめ』で主演!
柿澤勇人さんが劇団四季を退団するきっかけとなった新作のミュージカルです。
主演を務めていました。
『春のめざめ』での演出が劇団四季の役者としてのアプローチと違い、それが退団理由になっています。
この理由を聞くと劇団四季のやり方が合わなかったのかなど考えてしまいそうですかインタビューで以下のように語っています。
劇団四季は、言葉を大事にする劇団です。
演劇をやる上で言葉は一番大事で、脚本家のセリフ、言葉を届けるのが役者の仕事だと思うので。
劇団四季で3年間、徹底的に学んだことで、僕のベースになっていると思います。
劇団四季は柿澤勇人さんの原点なんですね!!
柿澤勇人が劇団四季を退団した理由まとめ
柿澤勇人さんが劇団四季を退団した理由をお伝えしました。
柿澤勇人さんが劇団四季を退団したのは、感情を出すというアプローチを知って役者をイチから勉強するためでした。
主演をいくつも経験し活躍していた中で退団したのはとても勇気があって向上心がある行動ですね!
今後の柿澤勇人さんの活躍に期待したいと思います!