ドラム式洗濯乾燥機で乾燥した衣類が臭い!ということはありませんか?
我が家ではドラム式乾燥機を使って12年になりますが乾燥機で乾かして臭いのは当たり前でした。
ですがその匂いに耐え難く臭くなったため、ドラム式洗濯乾燥機を掃除したところ臭いのを解消できました。
そこで今回は我が家の乾燥機で乾かすと臭い原因とそれを解消できた掃除方法お伝えしていきます。
追記:この掃除方法を実践してから6か月ほど経ちましたが、衣類を乾燥機で乾かしても臭くなっていません!(日々、簡単なお手入れのみ)
ドラム式洗濯乾燥機で乾かした衣類が臭い原因

臭い主な発生源は洗濯槽などのカビや雑菌、衣類が生乾きの状態になることで増殖する「モラクセラ菌」という菌が原因です。
カビや雑菌はドラム式洗濯乾燥機に付いた汚れや残った洗剤などをエサに繁殖を繰り返しています。
カビや雑菌も生き物なのでエサを食べたら老廃物を出します。
これが溜まっていくと強烈な匂いを発し洗濯乾燥する衣類の臭い原因になります。
衣類についているモラクセラ菌は5時間経った頃から爆発的に増えるため、5時間以内に乾かすことができれば生乾き臭をある程度抑えることができます。
しかしドラム式洗濯乾燥機の掃除を怠っていると乾燥の機能が低下します。
我が家のドラム式洗濯乾燥機も乾燥が終わっているのに生乾きの状態だったりしていました。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能が低下した原因はダクトの埃詰まりです。
ダクトが詰まっているので乾燥機能が低下し乾燥に時間がかかることにより雑菌が増加し臭い原因になっていました。
ドラム式洗濯乾燥機の掃除の仕方

お掃除のおおまかな順番は、各箇所に付いた埃などのを除去してから洗濯槽のお掃除、最後に空運転(乾燥)です。
洗濯機の中に残った埃などを乾燥フィルターに出す、糸くずフィルターに流すという流れになります。
乾燥フィルターを掃除
乾燥フィルターについたわた状の埃を取り除きます。
フィルターの両面をお掃除します。

目詰まりしている場合はぬるま湯で洗います。
フィルターが伸びたり破れたりしないように柔らかい歯ブラシなどで優しく洗いましょう。
乾燥フィルターの奥(乾燥フィルターをはめるところ)も同じように柔らかい歯ブラシなどで優しくこすり埃を取り除きましょう。

(ここが詰まっていると空気の循環が悪くなり乾燥機能が落ちます。)
追記:乾燥機能が高いとこの乾燥フィルターと乾燥フィルターの奥に1度の乾燥運転でも結構埃が溜まります。
特に乾燥フィルターは掃除をまめにする方が多いと思いますが乾燥フィルターは見落としがちです。
乾燥フィルターとともに毎回掃除するのがベストです!
(我が家ではどちらも歯ブラシで優しくごしごししています)
ダクトの掃除(一番大事!)
ダクトの掃除に関しては洗濯機の説明書などで記載がされていないので自己流のやり方になります。
こちらの掃除方法はネット検索すると割といろいろなグッツが使用されているようですが我が家では以下のものを使用しました。

ダイソーで購入したロングピンセットです。
こちらをダクトの差し込んで埃をつまむ、とるを繰り返します。
(埃は熱でフェルト状に固まっているので塊がごそっと取れたりします。)

私た使ったピンセットだと埃を挟むのがちょっと大変なので絡めて取る感じのブラシタイプがおすすめです。
なかなか奥の奥まで取るのは至難の業なので今度は洗濯槽とダクトがつながっている部分を竹串などの細いものでつんつんします。

(ピンセットは入りませんでした)
何度かつんつんすると埃がひっかかり残りの埃の塊がとれました。
最後に柔らかい柄の長いブラシなどでダクトの側面をこすって下(洗濯槽)に埃を落とします。
ドアパッキンを掃除
濡れた雑巾やタオルで、ゴムパッキンを拭きます。

かなり汚れていました。。
我が家ではやらなかったですがカビが生えている場合は、塩素系漂白剤をキッチンペーパーに含ませてカビが生えている個所の貼り付けて30分ほど放置するとなおよいです!
また先ほど竹串をさした溝も竹串などでぐるっと一周して埃を取り除きます。
洗濯槽の掃除
最後に洗濯槽のお掃除です。
洗濯槽クリーナーには酸素系のものと塩素系のものの2種類があります。
ドラム式洗濯乾燥機で使うのは塩素系漂白剤です。
洗濯槽クリーナーにはドラム式洗濯乾燥機に使用不可のものもあるので使用する前に使用方法を確認してください。
洗濯槽クリーナーを入れる
電源を入れ洗濯槽の中に洗濯槽クリーナーを入れます。
塩素系の洗濯槽クリーナーは洗浄力が強く、においも強いため使用するときは換気をしながら行いましょう。
洗濯機を回す
槽洗浄モードがある場合は槽洗浄モードで槽洗浄モードがない場合は標準コースで洗い~脱水まで洗濯機を回しましょう。
※お湯を使ったほうが、汚れを落としやすくなります。40~50℃が◎
ドアを開けて乾燥させる
槽洗浄が終わったら洗濯機のドアを開けて乾燥させます。
閉じたままだと洗濯機の中に湿気がこもってカビや雑菌が増える原因になります。


ドラム式洗濯乾燥機を掃除をする頻度
ドラム式洗濯機の掃除頻度は、1ヶ月に1回程度が目安です。
フィルターやドアパッキンなどはホコリが溜まったらその都度お掃除したいものです。
特に、乾燥機能をよく使う方はほこりを取ないで放置しておくと乾燥をしても乾かなかったり時間がかかることがあるのでこまめにお掃除をした方がよいです。
乾燥フィルター | 乾燥機を使うたびに |
ダクト | 月に1回 |
ドアパッキン | ほこりが溜まったら |
洗濯槽 | 月1回 |
普段できる簡単なにおい対策

以上のお掃除に加えて
- 乾燥フィルターを外しておく
- ドラム式洗濯乾燥機のドアを開けておく(※小さなお子様がいるご家庭は子供が中に入りこんで危険なので閉じておいた方がよいですね)
湿気がこもっているのがカビ・雑菌増殖の一番の原因です。
洗濯機能だけ使い乾燥運転させずそのままにしておくとダクトの中は湿気がこもりカビ・雑菌が増殖してしまいますので外して喚起、乾燥させましょう。
我が家では最近になり乾燥フィルターを外しておくようにしてみました。
2日くらいはやはりかび臭かったのですがその後、かび臭さはほぼなくなりました!!
追記:やはり乾燥機を頻繁に使って洗濯機の内部を乾燥させるのも大切だと思います。
我が家では乾燥すると臭かったのであまり使っていない状況でしたが掃除をして臭くなくなったのでほぼ毎日使うようになりました。
乾燥機能があがると乾燥時間も短くなり電気代もそんなに気になりません!
ちなみに我が家のドラム式洗濯乾燥機は東芝のZABOONです!
購入して12年たちますが1度も不具合がなくまだまだ使えそうです!
乾燥機で乾かすと臭いまとめ
我が家のドラム式洗濯乾燥機の臭い原因は特にダクトの埃が原因で発生していました。
ダクトに関しては今まで掃除したことがないのはもちろん中を覗いたこともありませんでした。
目視できるくらい埃が詰まっていたので乾燥機能が低下し衣類の生乾きとなり、匂いの原因になっていました。( ;∀;)
これらの原因の箇所と洗濯槽もきれいにしたことでドラム式洗濯乾燥機で乾燥した後は衣類はしっかりと乾き、衣類が臭い問題は解消されました!
またそれに伴い乾燥はせず洗濯のみした後の衣類がなんとなく生臭かったのも併せて解消することが出来ました!!!
ちなみに我が家では今まで洗濯物に黒いカスがつくようになったら洗濯槽を洗う、気が向いたときに乾燥フィルターを掃除するくらいしか出来ていませんでした・・・。
(追記:ダクトの掃除をしたらその後、洗濯した衣類に黒いカスがつくことは一切なくなりました!ダクトにあった埃がポロポロ落ちていたと思われます。)
これからはまだまだ買い替えをせず使い続けられるように定期的にお掃除を行っていきたいと思います!
またあなたのドラム式洗濯乾燥機の匂い解消の手助けになれたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!