2023年の1月にスタートした「どうする家康」
脚本家は大河初挑戦の古沢良太さんです。
古沢良太さんは数多くのヒット作品を生み出していますが「どうする家康」の脚本がひどいという声が聞こえてきています。
「どうする家康」のどこがひどいのか気になりますよね。
そこで今回は「どうする家康」の脚本がなぜひどいと言われるのか調査したいと思います。
- 「どうする家康」の脚本はどこがひどいのか
- 「どうする家康」出演者は古沢良太の脚本をひどいと思っている?
「どうする家康」の脚本のどこがひどい?
期待が高かった分、どうする家康はつまらないという厳しい声があがっていますがその中でも「脚本がひどい」という声もあります。
「どうする家康」の脚本のどこがひどいのか見ていきたいと思います。
家康が頼りない脚本がひどい!
松本潤、『どうする家康』撮影に手応え 「頼りない家康が、大人になって天下を取っていく」#松本潤 #大森南朋 #山田裕貴 #松重豊 #どうする家康
https://t.co/LThR38f1nU pic.twitter.com/jEv0bVgKoR— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) July 1, 2022
ナイーブで頼りないプリンス大丈夫?本当にどうする?家康!って感じで織田家も武田家も強すぎるよ。
巫女はなんか怪しそうだし…。
家康公…家臣と共に頑張ってね!#どうする家康— ひろジュン❤︎”🌻🦋🌈⚖️🐱🏯🐇 (@Enjoymjh) December 9, 2022
大将が家来を置いて自分だけ逃げたら駄目でしょう。責任感の欠片もない。史実なら仕方ないけど、完全創作でこんな貶めたらあかんでしょう。
国の安泰を任された当主が家臣を置いて勝手に逃げ出したり家臣の前で泣き叫んだりどうするどうするなんか言ってたら家臣の信頼をなくしすぐに国は滅ぼされちゃってますよ。非凡な才能があったから家臣がついてきたし強国に囲まれた三河が最終的には戦国の覇者になったわけで基本路線を間違ってるよなあ。
「どうする家康」はこれまで数多く演じられた家康像とは異なり「ナイーブで頼りないプリンス」です。
弱小国の主として生まれ乱世を生き抜いて立派に成長していく姿を描いたドラマです。
ですので家康が若い時代は頼りないのは仕方ないですが家臣を置いて逃げ出すシーンはありえないという声があがっています。
展開が早い脚本がひどい!
日本三大都市の都会の名古屋。
しかし「どうする家康」でもう一点残念なのは、幼少の六歳~八歳の竹千代の尾張那古野・織田家人質時代がない事だ。※回想的にやるかも?あの二年の那古野での人質時代が信長様と家康公のすべて。そしてその地に、人生の最後に日本史上最大の名古屋城天守閣を建てる。 pic.twitter.com/2rFO2TfTJc
— THE大名古屋マン改め→THEナゴヤンバックブリーカ (@THE21167247) January 3, 2023
第一話目の展開が早く家康の幼少期の環境や人物像も描かず、どうでも良いシーンを散々入れておいて、いきなり結婚、・・・
セナとの関係をハショリすぎ。結ばれ方も強引。
野村萬斎を今川義元役にキャスティングしている位だから竹千代誕生から人質時代の家康の苦難をしっかり描くかと思ったらあっさりスルー。瀬名ともたいした絡みもなくいきなり結婚してるし。
家康の人格形成をする上で、影響が大きいとされる6歳~8歳の幼少期の苦労や努力がありました。
幼少期の人質時代は家康の全てだという方も多い中でその時代がスルーされていたことに非難が集まりました。
また瀬名との結婚までもトントン拍子で感情移入できないまま話が展開してしまっている印象でした。
この展開の速さに関してスポーツ紙芸能担当記者が以下のように話しています。
CGを多用しているのも、カット割りや展開を早くしているのも、すべて若い視聴者向け。それらを嫌がる大河のオールドファンがたとえ離れても、新しい視聴者を開拓できればと考えていたようです…
引用:日刊ゲンダイ
展開を早くしたのは若い視聴者を獲得しようとするNHKの意向のようです。
しかしそれによって長年の大河ファンから反感を買ってしまったようです。
歴史に思い入れのない脚本がひどい!
【2023年冬ドラマ】松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」が本日8日(日)スタート! 古沢良太が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人、徳川家康の生涯を描く https://t.co/E2xQKSoXCH pic.twitter.com/ONlWiKNZDl
— ネタとぴ (@netatopi) January 8, 2023
この脚本は歴史をほとんど知らず歴史に何の思い入れもない人にしか書けないと思う。この脚本家はなんで自分が大河ドラマの脚本を書けると思ったのだろうか?
脚本家も歴史に興味なく付け焼刃で勉強して書いたのかな?ってのが透けて見える。
大河ドラマは毎年、歴史マニアの方も多く見ています。
大切なシーンが省かれていたり、短時間で描かれていたり、コメディタッチになっていたりと歴史に思い入れがないのではという声がありました。
思い入れのある場面が大切に描かれていないと残念に思ってしまいますよね。
BL風な脚本はひどい!
どうする家康が、どうしていいかわからないほどBL風味なのはどうしたものか。
— かのこ (@yz_kano) January 15, 2023
どうする家康、完全にBLしてる
いまスーパー攻め様の信長が家康を可愛いな❤︎白い子兎❤︎食ってやろうか❤︎俺のおもちゃ❤︎っていってる— 力二の慈恩 (@nu18john) January 15, 2023
一部の腐女子界隈で好評なBLですが「どうする家康」は大河ドラマです。
「待ってろよ竹千代…俺の白兎」などBLを思われるようなセリフがふんだんに使われていました。
このセリフはその日のツイッタートレンド入りもし、かなり注目も浴びましたが大河ドラマにBLを求めていない方も多く非難の声が多く見られました。
BLは若い方に受け入れられる傾向が強いので、やはり若い視聴者獲得に向けて盛り込んだ内容なのでしょうか。
コメディタッチな脚本がひどい!
どうする家康見た。
虎年生まれで東海一の弓取りといわれた勇猛な家康が卯年ではないかという資料にインスピレーションを受け、家康像を🐰をモチーフに可愛く臆病に描いた作品。それをコメディと見るか、おふざけと見るかで評価は分かれる。彼の生涯は死ぬまでどうするの連続だった。ネタは尽きない😑 pic.twitter.com/aSwICYL1mg— mozoもぞ (@motanmozo) January 22, 2023
どうする家康はコメディとして見るべきなのかな?でも大河には重厚さを望んでしまうな
— むぎこ (@74MbJPpqEUjqxHl) January 15, 2023
重厚感のあるイメージの大河ドラマですが「どうする家康」はコメディな要素が多く違和感を感じる方が多いようです。
「どうする家康」の脚本家の古沢良太さんはドラマ「リーガルハイ」や「コンフィデンシャルマンJP」など数多くの作品を手掛けています。
どちらのドラマもコメディ要素がありとても面白いドラマですよね。
古川良太さんはコメディタッチなストーリーを得意としているので「どうする家康」もそのようになったのでしょうか。
ただ大河ドラマにはコメディ要素は必要ないという声は大変多く見られました。
桶狭間の戦いが雑すぎる脚本がひどい!
どうする家康の桶狭間を観てから 録画してあった麒麟が来るの桶狭間を観たら、同じ戦いなのに描き方の違いが面白いですね。
どうする家康のCGはちょっとショボいけど これからの展開が楽しみです👍 pic.twitter.com/AAvSaMk1NU— じょいまん 400X (@JOYMAX125i) January 11, 2023
私の不勉強もあるあんだけど、どうする家康はなんかこう…ドラマを途中から見始めたような感覚…。戦国時代は全く分からんのでいきなり桶狭間の戦い!とか殿お手打ち!!とか言われてもなんかこう…全然分からんw
— 駒沢うさ (@soboro_sk8) January 22, 2023
どうする家康ひどいな…
信長が桶狭間の時に鉄砲使ってたり…南蛮服きてたり…
そもそもこの時代大将がこんなだったら斬られてるな。#どうする家康 #ひどい— michi (@michi80381241) January 17, 2023
いきなり第一話から桶狭間の戦いがありました。
桶狭間の戦いは歴史上でも重要な出来事で、迫力がある戦いのシーンを期待していましたが期待外れだったという声が多かったです。
また一番重要な今川義元が織田信長に殺される描写が全くなかったので歴史好きな方たちにも物足りなかったようです。
出演者は脚本がひどいと思っている?
「どうする家康」の脚本は今までの大河ドラマにはない新鮮な部分を「ひどい」と感じている視聴者が多いのではと思います。
出演している方は「どうする家康」の脚本をどう思っているのか見ていきたいと思います。
家康・松本潤は?
2023年大河ドラマ(第62作)〈古沢良太 × 松本 潤〉令和版 NEW “徳川家康”! 大河ドラマ どうする家康 |NHK_PR|NHKオンライン https://t.co/geZgDnssMV
— ひつじ (@tTtsF0MxLT2CkKg) February 27, 2023
「どうする家康」の主演である松本潤さんへの評価はいろいろありますが脚本に対してはどう思っているのでしょうか。
「古沢さんが描かれる家康に関しては、台本で読むよりも実際に演じたときのほうが、より面白いなと感じます。実際に動いてみるとすごくやりやすいですし、やはり語彙を含めた古沢さんのワードセンスが光りますよね。見る人をドキッとさせたり、状況を一変させたり、感動させるような仕掛けを作るのが、とても上手な方だと思います。古沢さんらしさが、ドラマの随所に出てくるのではないでしょうか」
引用:TVガイド
松本潤さんは脚本家、古沢良太さんのワードセンスや仕掛けが上手だと語っています。
「どうする家康」は古沢良太さんらしさが随所に出ているドラマのようです。
石川数正・松重豊は?
石川数正見てて思うのは、松重豊はああ言う番頭さん役が似合うなあと pic.twitter.com/ZxlveGRJME
— あ🐈わ🐈ぬ🐈こ (@AwaCat2023) February 28, 2023
石川数正役の松重豊さんは「どうする家康」の脚本をどう思っているのでしょうか。
「古沢さんの脚本か、面白そう」ということで出演を決めました。家臣団がここまでフィーチャーされる家康ものも、これまでそんなになかったのではと思うんですけど、家臣団1人1人のキャラクターを立たせて、なおかつ会話劇としても非常にクオリティーの高いものにするという、古沢さんならではの面白さが脚本からもにじみ出ています。これをリアルに、面白いものに仕上げていくのは、監督含め力量が問われるなという。面白くなかったら僕らのせいだなと、正直思います。
引用:スポニチ
「どうする家康」には古沢良太さんならではの面白さが脚本からにじみ出ていると語っています。
確かに家臣団の一人一人のキャラクターも立っていて石川数正役の松重さんもとても良い存在感を出していますよね。
古沢良太は「どうする家康」脚本執筆に対してどう思った?
古沢良太さんは「どうする家康」の脚本を書いたのが初大河ドラマになります。
その依頼を受けた時はどう思ったのでしょうか。
誰もが知る戦国の覇者。今さら大河ドラマでやるのがちょっと恥ずかしいくらいの超ベタな偉人。なのに信長や秀吉に比べてなぜか人気がないような。ずるがしこく立ち回ったあげく棚ぼたで天下が転がり込んできたイメージだから?
しかしそれこそが、私が家康に惹かれる理由です。
カリスマでも天才でもなく、天下取りのロマンあふれる野心家でもない、ひとりの弱く繊細な若者が、ただ大名の子に生まれついた宿命ゆえに、いやが応にも心に鎧をまとわされ、必死に悩み、もがき、すべって転んで、半ベソをかきながらモンスターたちに食らいつき、個性的な仲間たちとともに命からがら乱世を生き延びてゆく。それこそ誰もが共感しうる現代的なヒーローなのではないか。
人生は、正解のない決断を「どうする?」と迫られることの連続でしょう?
そう提案させていただき、大役を仰せつかることになりました。
謙虚に、大胆に、プレッシャーを楽しんで書かせていただこうと思います。引用:NHK
古沢良太さんはもともと家康に惹かれるところがあったようです。
確かにNHKの大河ドラマは民放のドラマよりも根強いファンの方もいる印象ですし大変なプレッシャーですよね。
「どうする家康」の脚本はひどい?まとめ
「どうする家康」の脚本はどこがひどいのかをお伝えしました。
「どうする家康」は放送前から楽しみにしていた方も大変多かったこともあり脚本がひどいと感じてしまう方は多いようです。
ただ「どうする家康」はまだまだ続くドラマです。
今後の脚本に期待をしたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!