コオロギとゴキブリの違いは?似てるけど見分け方はある?

コオロギとゴキブリの違いは?似てるけど見分け方はある?

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コオロギとゴキブリ って同じ分類? ライフ
食糧不足の解消策として注目されている昆虫食ですが、その中でも話題のコオロギ。
そんなコオロギですが見た目がゴキブリに似ていると思ったことはありませんか?
コオロギとゴキブリはどのような違いがあるのでしょうか。
そこで今回はコオロギとゴキブリの違いや、見分け方などをまとめてみましたのでお伝えします。
この記事でわかるのは以下の内容です。
✔コオロギとゴキブリの違い
✔コオロギは食用があるけどゴキブリは?
✔コオロギとゴキブリの見分け方
 

コオロギとゴキブリの違いは?分類は違う?

コオロギとゴキブリは同類?

そもそもコオロギとゴキブリの分類が違います。

環境省が発行した平成20年版・環境/循環型社会白書によれば、地球には175万種類の生物がいます。

その中でももっとも種類が多いのが昆虫類です。

なんと約95万種で全体の54%にもなります。

コオロギとゴキブリがどのグループに分類されているのか見ていきます。

コオロギの分類は?

昆虫は、一番大きい分類として「目(もく)」という階層で分けられています。

例えば、ハチ目、チョウ目、バッタ目、トンボ目などです。

コオロギは、バッタ目に分類される

コオロギのことをバッタといっても間違いではありません。

確かにバッタとコオロギは草むらの中などいるところが似ているので仲間という感じはします。

コオロギとゴキブリの分類は

引用:FUTURENAUT 

世界で見つかっているバッタ目は、なんと13000種類と言われています。

ひとくくりに「バッタ」といっても、かなり多くの種類がいます。

ゴキブリの分類は?

ゴキブリは3億8千年前に地球上に現れた昆虫で、大きな見た目の変化をしないまま現在もたくましく生きている昆虫です。

ゴキブリは昆虫網ゴキブリ目で、そのうちシロアリ以外のものの総称になります。

ゴキブリは世界に約4000種,日本では54種が確認されています。

ということでコオロギとゴキブリは似ていますが違う分類になります。

ちなみにゴキブリは似ても似つかないカマキリと親戚です。

ゴキブリ目とカマキリ目の分岐はおよそ2億6000万年前でゴキブリ目の起源はおよそ2億年前と言われています。

コオロギとゴキブリの見分け方

コオロギとゴキブリななんとなーくまずイメージが似ています。

どちらも黒っぽい色というのがポイントだと思います。

これがもし黄緑色のバッタのような色だったら、けしてゴキブリに似ているとは言われなかったと思います。

よく見ると体の作りも違います。

その見分け方は以下になります。

  • ゴキブリの方が背中が平べったい
  • コオロギの方が背が高い
  • コオロギの方が足が太い

同じ分類ではなかったコオロギとゴキブリですがその違いと見分け方を詳しく見ていきたいと思います。

コオロギとゴキブリは背中の形が違う

コオロギ 丸みがあり立体的
ゴキブリ 平べったい

コオロギの背中は丸みがあり立体的な形をしています。

細部まで見える写真で見るとちょっとびっくりしますが実物は結構小さくてかわいく見えたりもします。

ゴキブリの背中は平らで薄い作りとなっています。

赤ちゃんならまだよいのですが大きいものだと長さもあってかなりの迫力があります。

この平らな背中が立体的な作りだったらさらに迫力が出たのでしょうか。

想像するだけでも怖いですね。

 

コオロギとゴキブリと背の高さが違う

コオロギ 高い
ゴキブリ 低い

コオロギとゴキブリの背の高さを比べるとコオロギの方が高いです。

草むらなどの自然の中で生活するのに適応したつくりのようです。

ゴキブリは背が低いです。

抵抗がない平らな作りで素早く動くことが出来るようです。

それぞれ生活する場所で適した作りになっているようですね。

コオロギとゴキブリの後ろ足の太さが違う

コオロギ 太い
ゴキブリ 細い

よく見るとコオロギの後ろ足は太くて立派な足をしています。

約30センチはジャンプが出来ます。

ゴキブリの後ろ足はコオロギに比べると結構か細いです。

コオロギのようにジャンプはしないので太い足は必要ないですね。

ゴキブリは食用はある?

 

コオロギとゴキブリは同じ分類?

 

昆虫は環境負荷が少ない食材、持続可能な食料生産を支える新たなタンパク源として注目されています。

コオロギは昆虫食の中でもメジャーな分類に入ると思います。

対して似ていると言われているゴキブリはどうなんでしょうか?

 

コオロギはどんな食品に入っている?

様々な物議をかもしていますが、コオロギパウダーを練りこんだ食品がいろいろ発売されました。

コオロギパンや、コオロギせんべい、コオロギチョコ、コオロギカレーなどいろいろあります。

今現在(2024年7月)では販売しているお店は少ないようです。

コオロギパンはいつから販売されるのか気になるところです。

 

ゴキブリは食用はある?

 

昆虫食が注目されるのは“高タンパク”であることが理由の一つとして挙げられますが、ゴキブリも例外ではありません。

日本では見るもの嫌いな方が多いゴキブリを食品にするということはないような気もしますが海外ではそうでないところもあります。

 

「日本と違って、海外ではゴキブリに対する嫌悪感がそこまで強いわけではなく、単に昆虫の一種だと認識されています。例えば、船の乗組員が船内でゴキブリを捕まえてスープに入れて食べていた、卵を集めてフライにしていた、なんて話もあります。また、古くからサツマゴキブリなどは漢方薬として重宝されているんです」

週刊状勢PRIME

実際にゴキブリを食べる上で注意すべきところはどういったことなのでしょうか。

ある昆虫料理研究家の方が語っていました。

「まずしっかり加熱殺菌すること。そして、甲殻類アレルギーの方は食べないほうがいいでしょう。あとは基本的には家の中にいるゴキブリは避けたほうがいいでしょうね。食用に養殖されたゴキブリと違って、野生のゴキブリはかなり臭みがありますし、食べるまでの過程に大変手間が掛かりますから」

週刊女性PRIME

基本的に家の中にいるゴキブリは食べない方が良いようです。

といっても食べる方はいないですかね汗

コオロギとゴキブリの違いは?見分け方はある?まとめ

コオロギとゴキブリの違いをお伝えしてきました。

そもそもコオロギはバッタ目、ゴキブリはゴキブリ目で同じ分類ではありません。

見た目も色は黒っぽくて似ていますが体の作りをよく見ると結構違うことがわかります。

今現在、コオロギはコオロギパウダーを練りこむことでコオロギパウダー入りの食品がいろいろ発売されています。

ゴキブリは海外では食用にしている国もあるようですが日本ではなかなか難しいと思います。

なかなかというかきっとないでしょうね。

昆虫食の今後を見守りたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました!